工事写真台帳の無料エクセルテンプレートを紹介!

目次
- 工事写真台帳にはエクセルテンプレートが便利
- 工事写真台帳の無料エクセルテンプレートの内容
- 表紙
- 写真と工事内容を記載する欄が付いたシート
- 工事前・工事後の写真を載せられるシート
- 工事前・工事中・工事後の写真を載せられるシート
- 工事写真台帳にエクセルテンプレートを利用するメリットや注意点
- 無料のテンプレートが豊富
- 操作が簡単なので誰でも利用できる
- 写真の文字入力や位置調整等は手作業で行う必要がある
- 細かいサポートには対応していない
- セキュリティ面に不安が残る
- 工事写真台帳作成に専用アプリを利用するメリットや注意点
- 業務効率化につながる
- チーム間での情報共有がしやすい
- セキュリティ面が安心
- 導入費用がかかる
- 操作に慣れるまで時間がかかる
- まとめ
工事写真台帳とは、施工開始から完了までの工事の品質が、適切に問題なく完了したかを写真記録してまとめた台帳のことです。
作業中の状況も含め、不足や誤りなく作成することが求められます。
この記事では、工事写真台帳を簡単に作成する方法と、おすすめの専用アプリや注意点について解説します。
弊社クラフトバンクでは、工事完了報告書や写真台帳のエクセルテンプレートを無料でプレゼントしております。以下のリンクから受け取ってみてください。
工事写真台帳にはエクセルテンプレートが便利
工事写真台帳を作成する際には、「エクセルテンプレート」が便利です。
なぜなら、工事写真台帳の作成には手間と時間がかかるからです。本来であれば、なるべく効率的に工事写真台帳の作成を進めたいですよね。
それなのにイチからフォーマットを作るのでは、時間と労力が膨大にかかってしまいます…。そこで役立つのが「エクセルテンプレート」です。
弊社クラフトバンクでは、工事写真台帳のエクセルテンプレートを無料でプレゼントしています。
どのようなエクセルテンプレートか次の章で解説していきます。内容を見て問題なく使えそうだなと判断できれば、ぜひ使ってみてください。
工事写真台帳の無料エクセルテンプレートの内容
クラフトバンクの提供している工事台帳のテンプレートには以下の内容が含まれています。
- 表紙
- 写真と工事内容を記載する欄が付いたシート
- 工事前・工事後の写真を載せられるシート
- 工事前・工事中・工事後の写真を載せられるシート
などです。
1つずつ解説していきます。
表紙

まずは、工事写真台帳の表紙となるシートです。ここでは以下の項目を入力できます。
- 工事名
- 工事箇所
- 工期
- 工事施工者
これらを入力することで「いつ・どこで・だれが・なにを」したのかが分かります。
宛名や社印を入れることで、お客様への提出にもお使いいただけるかと思います。
写真と工事内容を記載する欄が付いたシート

3枚バージョン

6枚バージョン

12枚バージョン
実際に写真と文章で工事内容を説明するシートです。
工事規模や使用するシチュエーションに対応できるように
- 3枚
- 4枚
- 6枚
- 8枚
- 12枚
など5パターン用意しました。
合ったものを使ってみてください。
工事前・工事後の写真を載せられるシート

このシートでは「工事前」と「工事後」の比較ができます。
改修工事や是正工事など、工事の前後で状態が改善されたことを伝えるのに便利です。
また、小さな工事での使用を想定しているため、冒頭に工事名と工事内容を記載するところを作りました。
宛名や社印を入れることで、お客様への報告書代わりにもお使いいただけるかと思います。
工事前・工事中・工事後の写真を載せられるシート

このシートでは「工事前」「工事中」「工事後」の3段階で比較できるシートです。
さらに細かく写真を撮って工事写真台帳にすることで、信頼度アップにつながります。ですが、もちろんその分作成に時間がかかるので注意が必要です。
信頼度と現場でかけられる工数と天秤にかけて、「工事前と工事後シート」なのか「工事前・中・後シート」を使うのかを判断してください。
工事写真台帳にエクセルテンプレートを利用するメリットや注意点

ここからは、工事写真台帳の作成に「エクセルテンプレート」を利用する場合のメリットや注意点を挙げていきます。
考えられる点は以下のとおりです。
- 無料のテンプレートが豊富
- 操作が簡単なので誰でも利用できる
- 写真の文字入力や位置調整は手作業で行う必要がある
- 細かいサポートには対応していない
- セキュリティー面に不安が残る
それぞれのポイントを、さらに詳しく解説します。
無料のテンプレートが豊富
工事写真台帳のテンプレートが豊富で、コストをかけずに使用できる点が大きなメリットです。
Webで「工事写真台帳 エクセル」と検索するとさまざまなテンプレートがヒットします。
無料でありながら、お好みの形式のテンプレートを見つけられる点は大きな魅力です。
弊社クラフトバンクでは、工事完了報告書や写真台帳のエクセルテンプレートを無料でプレゼントしております。以下のリンクから受け取ってみてください。
操作が簡単なので誰でも利用できる
操作が簡単な点も、エクセルテンプレートのメリットです。
エクセルは、工事写真台帳以外の業務にも活用されている場合も多く、また個人や家庭でも使用されている一般的なソフトウェアでもあります。
扱う人を選ばない、誰でも使いやすい点は非常に魅力的です。
写真の文字入力や位置調整等は手作業で行う必要がある
ここからは、エクセルテンプレートを使用する際の注意点です。
エクセルテンプレートにおいては、写真の文字入力や位置調整を手作業で行う必要があります。
写真の画像圧縮、必要画像の選定は大変負荷のかかる作業です。
さらに写真への説明を付け加え、位置を調整するという作業も発生します。
手作業で行えば人為的ミスが生じる可能性もあり、画像やファイルを誤って消去するなどの恐れがあります。
エクセルテンプレートを使用することで、手作業で行う部分が増え、結果的にミスの原因になりやすいため、使用する際には細心の注意が必要です。
細かいサポートには対応していない
無料のエクセルテンプレートは細かいサポートなど対応されない点にも注意が必要です。
なぜなら、多くの無料テンプレートが個人で作成されており、また善意で作成されているものでもあるためです。
トラブルが起きた場合、自分自身で対処しなければならないのは不安材料のひとつと言えるでしょう。
セキュリティ面に不安が残る
エクセルテンプレートはセキュリティ面において優れているとは言えません。
誰でも使いやすいという反面、誰でもアクセスしやすいのも事実。
改ざんされてしまう可能性も否定できません。
エクセルテンプレートを使用する場合は、セキュリティ面での対策にも注意する必要があります。
工事写真台帳作成に専用アプリを利用するメリットや注意点

ここからは、工事写真台帳を作成する際に、専用アプリを利用するメリットや注意点を解説します。
工事写真台帳アプリは、スマートフォンやタブレット端末をデジタルカメラの代わりに使用し工事写真台帳をモバイル端末で作成できるアプリです。
撮影から写真の管理、工事写真台帳作成まで、全て現場の作業でパソコンを使うことなく終わらせることができます。
このように、大きなメリットがありますが、注意点についても理解する必要があります。
主なメリットや注意点については、以下のとおりです。
- 業務効率化につながる
- チーム間での情報共有がしやすい
- セキュリティ面が安心
- 導入費用がかかる
- 操作に慣れるまで時間がかかる
それぞれの特徴について詳しく解説します。
業務効率化につながる
工事写真台帳アプリを活用する最大のメリットは業務効率化です。
従来のデジタルカメラを使用する作成方法では、常にデジタルカメラを持ち歩く必要があったり、写真整理に時間がかかったりとやや面倒な印象。
工事写真台帳アプリを使えば、スマートフォンやタブレット上で完結させることができます。
工事写真台帳作成では、黒板を使用して、被写体だけではわからない情報を補足説明として表示するのが一般的。
専用アプリには、電子小黒板付きの写真を取り込む機能があるため、細かい作業を手動でする必要がなくなり、工事写真台帳作成にかかる手間と時間を大きく削減できます。
本業以外で手間と時間が取られてしまう写真業務を円滑にすることで、業務効率化につながります。
また、写真台帳の作成スピードをさらに上げるなら、弊社の提供する業務効率化ツール『クラフトバンクオフィス』がおすすめです。
クラフトバンクオフィスなら、日々の共有や日報の中で撮影した写真を、クラウド上でまとめることができます。
クラフトバンクオフィスのサービス資料をまとめてダウンロードして、自社に合った管理方法を採用しましょう。
チーム間での情報共有がしやすい
工事写真台帳アプリを使用すると、チーム間での情報共有がしやすくなります。
基本的にクラウド上でデータを保管するため、いつでもすぐに最新の情報を確認する事が可能。
クラウドにアクセスすることで、現場にいない方でも写真を見ることができ、現場で撮影した写真を事務所の社員が仕分けすることも可能。
データ保管がクラウド上であるため、チーム間での情報共有がしやすいのは工事写真台帳アプリの大きなメリットです。
セキュリティ面が安心
セキュリティ面が安心な点も工事写真台帳アプリのメリットです。
工事写真台帳アプリは、セキュリティ保護されたクラウド上にデータ保管されるため、情報漏えいのリスクも防ぐことができます。
エクセルには無い、セキュリティ面での安心感を得られるでしょう。
導入費用がかかる
ここからは、工事写真台帳アプリの注意点です。
工事写真台帳アプリには、無料のものと有料のものがあります。
毎月数千円から数万円のランニングコストがかかるアプリもあれば、導入時にまとまった初期費用がかかるアプリ、使える機能でコストが変わるものもあります。
必要な機能があることをチェックするのと同時に、アプリの導入にかけられる予算と照らし合わせるのも重要です。
操作に慣れるまで時間がかかる
工事写真台帳アプリは操作に慣れるまで時間がかかることもある点にも注意しましょう。
これらのアプリは、スマートフォンやタブレットで簡単に操作できると謳われていますが、口頭や紙面での説明だけではわからないことも多々あります。
工事写真台帳アプリは、工事現場で簡単に操作できる点が特に重要なポイントであり、魅力でもあります。
どれほど機能が優れていても、難しい操作が必要となるアプリでは、導入・活用は考えにくいでしょう。
まとめ
今回は、工事写真台帳を簡単に作成する方法について解説しました。
工事写真台帳作成は、従来のデジタルカメラを使用する作成方法では大変手間がかかる業務。
建設現場においては、本業以外の業務こそ「最も効率化を図りたい業務」とされてきました。
今回紹介したエクセルテンプレートや専用アプリを活用し、工事写真台帳作成にかかる時間と手間を最小限に抑えましょう。
エクセルテンプレートや専用アプリを使用する際には、自分の現場や会社で求める機能と、システムの導入にかかるコストを照らし合わせることが重要です。
エクセルテンプレートや専用アプリをうまく活用し、工事写真台帳の作成の負担を減らしていきましょう。
弊社クラフトバンクでは、工事完了報告書や写真台帳のエクセルテンプレートを無料でプレゼントしております。以下のリンクから受け取ってみてください。