建設業の勤怠管理におすすめの勤怠管理システム7選!

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目次

直行直帰やさまざまな作業現場がある建設業では、勤怠管理を効率的に行うことが難しいです。

しかし、勤怠管理は非常に重要。2019年4月に施行された働き方改革関連法案により、正確な勤怠記録が求められているなど、以前にも増して正確な勤怠管理が必須となっています。

この記事では、建設業で正確な勤怠管理を行うのに役立つ「勤怠管理システム」について解説します。

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建設業で勤怠管理システムを選ぶポイント

自社に合った勤怠管理システムを選ぶためには、以下の5点に注目すると良いです。

  • スマホやタブレットで使用できる
  • シフト管理に対応してい
  • 工数管理に対応している
  • 工事原価管理に対応している
  • 操作性に優れている

それぞれのポイントについて細かに解説します。

スマホやタブレットで使用できる

建設業は現場ごとに就業場所が変わるため、どこでも使えるシステムでなければ不便です。

スマホやタブレットなどに対応できるシステムなら、場所を選ばず使えて便利。

建設業の勤怠管理システムは、スマホやタブレット対応のものを選びましょう。

シフト管理に対応している

シフト管理機能のあるシステムなら、自分のスマホからシフト申請ができ、作成したシフト表も簡単に送れます。

人員の配置も、シフト表で従業員の能力や人数を確認しながら行えるので効率的です。

工数管理に対応している

勤怠情報は工数管理にも必要なため、工数管理システムと連携できるかも重要です。

連携のしやすさ、目的に応じた工数管理ができるかなど、十分検討して導入しましょう。

工事原価管理に対応している

工事原価とは、建設物を作るまでにかかるコスト、つまり原価のこと。

材料費・経費・労務費・外注費などをまとめて工事原価と呼びます。

工事原価管理ができるシステムを選べば、従業員の勤怠だけでなく会社の経営管理にも役立ちます。

操作性に優れている

勤怠管理システムに使いやすさは欠かせません。

勤務形態に対応できる打刻方法か、操作が難しくないかなど、しっかり確認する必要があります。

勤怠管理システムは毎日使用するもの。

現場の作業員と管理者にとって使いづらいものを選ぶと、むしろ業務効率の低下に繋がります。

可能な場合は無料トライアルを試し、実際の使用感を確かめましょう。

おすすめの勤怠管理システム7選

ここからは、建設業向けの勤怠管理システムをご紹介します。

機能はさまざまですので、必要な機能を備えたものを選びましょう。

MINAGINE

引用元:コンプライアンスを強化する勤怠管理システム | MINAGINE就業管理

主な機能

  • スマホ・タブレットでの打刻

    スマホ・タブレットからの打刻ができるので、直行直帰にも対応。また、打刻忘れを従業員にアラートメール配信したり、残業時間の超過を従業員と管理者にアラートで通知する機能もあります。

  • 遅刻・早退申請

    電車の遅延等による遅刻届、自己都合による早退届等が申請できます。

  • 有給管理

    有給休暇残日数、消化日数等を一覧できるため、有給管理が楽にできます。有給の消化日数が近づくと、従業員にアラート通知する機能もあるので、有給取得を推進できます。

  • 直行直帰に対応

    直行直帰申請を出すと、出勤時間が自動で入力できるので、出張の多い勤務に便利です。

ジョブカン勤怠管理

引用元:No.1勤怠管理・シフト管理システム「ジョブカン」 (jobcan.ne.jp)

主な機能

  • 1日数回の打刻や直行直帰に対応

    複数の地点で打刻できるので、1日にいくつもの現場を回るときも、現場ごとの出退勤を打刻できます。

  • ジオフェンシング打刻

    これは指定のエリア内でしか打刻できない機能です。打刻エリアを最小半径30mから設定できるので、出張や直行直帰でも厳密な勤怠管理ができます。

  • 勤怠情報をリアルタイムで管理

    リアルタイム管理で、管理画面から就業中・休憩中・遅刻など従業員の状況を確認できます。

  • 情報の自動集計

    勤怠情報を自動集計でき、データのダウンロードや分析も簡単にできます。ダウンロードしたデータは給与ソフトと連携可能です。

  • 多言語の表示

    英語、韓国語・スペイン語・タイ語・中国語(簡体字・繁体字)・ベトナム語への切り替えができます。表示言語の設定は、管理者と従業員が自由に行えます。

Touch On Time

引用元:シェアNo.1クラウド勤怠管理システム|タッチオンタイム (kintaisystem.com)

主な機能

  • 打刻方法を選べる

    指紋認証・ICカード認証・パスワード認証(従業員ID+パスワード)等の打刻方法を選べます。

  • 有給管理

    従業員は、タイムカードで有給の残日数を確認できます。有給の自動付与もでき、付与するタイミングや日数は設定できます。

  • 勤怠情報をリアルタイムで管理、自動集計

    打刻や申請された情報は、すべてリアルタイムで自動集計されます。これらのデータは目的に合わせて集計でき、Excel形式でダウンロード可能です。通知・アラート機能があるので、残業時間や遅刻が上限を超えてもすぐ察知できます。

  • 直行直帰に対応

    出張の打刻は、事前に出張の予定を入れておけば、当日に打刻しなくてもみなし出退勤として勤務時間が計上されます。GPSを利用すれば打刻場所も確認できるので、不正打刻はできません。

  • 有給管理

    従業員から有給申請ができ、取得した日数や残日数は自分のタイムカード画面から確認できます。従業員から有給申請できるだけでなく、自動で付与することも可能。付与の日数やタイミングも設定できるので、有給取得を推進できます。

  • 30日無料トライアルあり

使えるくらうど勤怠管理 for 建設業

引用元:建設業向け勤怠管理システム | 使えるくらうど勤怠管理for建設業 (tsukaeru-cloud.jp)

主な機能

  • 勤怠情報と労務費集計

    勤怠情報は自動集計され、勤怠時間と工事毎の労務費として管理できます。

  • 直行直帰に対応

    GPSを使えば、打刻の位置情報を確認できます。

  • 日報催促メール機能

    日報未提出者には、催促メールを送信できます。毎日の日報を正確に管理することで、勤怠・労務費管理も正確にできます。

  • 有給管理

    有給申請のデータが自動集計されグラフ形式で確認できます。

HRMOS勤怠 by IEYASU

引用元:【ハーモス勤怠】100円から始める勤怠管理システム | HRMOS

主な機能

  • トライアル

    従業員数30名以下なら無料プラン、従業員数31名以上なら1カ月間無料でトライアルできます。

  • 打刻方法が選べる

    Slack・LINE・ICカードで打刻できる他、共有タブレットでも打刻可能。従業員がスマホを持っていなくても打刻できます。

  • リアルタイムで勤怠管理

    「対象勤怠」「対象期間」「アラート基準」「通知方法」が設定でき、自社に合った運用ができます。打刻忘れや長時間残業も把握できます。

  • 直行直帰の対応

    GPS機能で、打刻した場所の位置情報と打刻をしたデバイス(PC、スマホ等)の情報を取得できます。不正打刻の防止にも。

  • 有給管理

    有給だけでなく、振替休日や企業独自の休暇等、さまざまな休暇の管理ができます。従業員別に休日の取得状況を確認可能です。

ShiftMAX

引用元:建設現場にぴったりのシフト&勤怠管理システム ShiftMAX|KYODOU株式会社

主な機能

  • スマホ、携帯、タブレットでの打刻
  • GPSによる位置情報取得

    不正打刻防止、直行直帰にも対応します。

  • 操作が簡単

    Excelでシフト作成や入力ができるので、Excelが使えれば新しく操作を覚える必要がありません。

  • 工数管理機能

    工数管理機能と出退勤管理機能を合わせて作業内容を入力すれば、現場のコストや作業時間を集計できます。

  • リアルタイムで勤怠管理

    打刻はリアルタイムで反映されるので、現場の勤務状況を確認できます。

  • エンジニアによるサポート

    最初にエンジニアが訪問しヒアリングを行うので、自社で設定をする必要がありません。

マネーフォワードクラウド勤怠

引用元:マネーフォワード クラウド勤怠 - クラウド型勤怠管理システム (moneyforward.com)

主な機能

  • 打刻方法が選べる

    スマホ、パソコン、ICカード打刻にも対応します。

  • 有給管理

    有給休暇の自動付与から、従業員別の有給休暇管理簿作成まですべてWebでできます。入社日がバラバラでも手間がかかりません。

  • シフト管理

    シフトを入力することで予定を確認でき、所定時間と時間外の自動集計が可能です。

  • アラート機能

    異常な打刻や、残業時間が規定を超えた場合、36協定の遵守状況などをアラートで管理できます。

  • 1ヶ月無料トライアルあり

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また、勤怠管理以外の機能も豊富にあります。

管理者向け機能(一部)

  • 営業管理……個人目標管理、顧客管理
  • 在庫管理……残数アラート、履歴チェック
  • 仕様・発注書……案件管理から自動作成
  • 協力会社管理……評価を共有、ランク付け
  • 入出金管理……エクセル再現、漏れ防止
  • 経営レポート……経営資料を自動作成

職人・現場監督向け機能(一部)

  • 見積書……かんたん作成、歩掛対応
  • 作業日報……書式は自由。経費や写真もOK
  • カレンダー……個社に適した画面設定
  • フォルダ……容量制限なし、スマホで確認
  • 作業報告書……エクセル再現、簡単作成
  • 請求書……書式は自由、スマホで確認

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建設業において勤怠管理が重要な理由 

多くの企業では、勤怠管理を手書きの日報やタイムカードで行うのが一般的。しかし、これらの方法では客観性・正確性を欠くのが難点です。

また、記入ミスや打刻漏れ、従業員による虚偽の申告などを防ぐことも困難。

労働安全衛生法が改正され、2019年4月より「労働時間の客観的な把握」が義務化されました
また、2023年4月より月60時間を超える時間外労働の割増賃金率がアップしますので、月内で時間外労働時間をチェックしてアラートを鳴らせるようにしておく必要があります。

建設業は直行直帰が多く、作業現場も頻繁に変わるため、勤怠管理を正確に行うことは難しいのが特徴です。

しかし、勤怠管理が曖昧になると、作業員へ支払う給与額にも影響するため、大きな問題に発展しかねません。

どの業種においても勤怠管理は重要ですが、建設業においては特に個々の作業員の勤怠を正確に把握することが重要視されています。

「手書きなど」アナログな方法で勤怠管理を行なっている場合は、なるべく早い段階で勤怠管理システムの導入を検討しましょう。

建設業で勤怠管理システムを導入するメリット

建設業で勤怠管理システムを導入することで得られるメリットは以下の4点です。

・直行直帰に対応できる

・勤怠情報を自動集計できる

・勤務状況をリアルタイムに把握できる

・有給休暇を推進できる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

直行直帰に対応できる

事務所や会社へ寄らず作業現場へ行き、そこから帰宅するのが直行直帰です。

直行直帰は建設業に多い勤務形態ですが、いつ出退勤したかが曖昧になりやすいのが特徴。

また、実際には出勤していなくても虚偽の報告ができてしまうため、不正を防ぐのが困難です。

勤怠管理システムを使用すれば、直行直帰の際にもスマホから打刻が可能となり、出退勤時間が正確にわかります。

さらに、GPS機能を使って打刻の場所を限定すれば、不正打刻の防止につながります。

勤怠情報を自動集計できる

建設業では、1人が複数の現場で作業することも多く、それらの勤怠情報をまとめるのは手間がかかります。

建設業向けの勤怠管理システムなら、どの現場で何時間作業したかを自動で集計できます。

また、シフト管理機能のある勤怠管理システムを導入すれば、従業員が自分のスマホから打刻やシフト申請を行えます。

勤怠管理システムを使用すれば、勤怠情報を自動で集計できるので、手計算する必要がなくなり管理者側の負担を減らせます。

勤務状況をリアルタイムに把握できる

勤怠管理システムを導入することで、リアルタイムで勤務状況を把握できます。

打刻した瞬間にシステムに反映されるため、管理する側はリアルタイムで誰が現場に入ったかを把握することができて便利。

さらに、勤怠管理システムには打刻忘れや上限を超えた残業時間を知らせる機能を備えたものもあります。

これにより、後になって「この日の打刻がない」と記憶をさかのぼり修正するなどの事態を回避することができます。

有給休暇を推進できる

働き方改革の施行に伴い、2019年4月から企業は従業員に対し年5日の有給取得を取得させることが義務づけられました。

大企業、中小企業に関わらず、違反すれば罰則も定められています。

要注意なのは、企業から従業員へ有給取得を促さなければならない点。

従業員からの有給申請を待つだけではなく、企業側が行動しなければ違反と判断され、罰則の対象になります。

有給管理ができる勤怠管理システムなら、有給の申請や取得状況がいつでもすぐに確認が可能。

さらには、有給を取得していない従業員に通知する機能もあり、取得漏れ防止に役立ちます。

建設業で勤怠管理システムを導入する際の注意点

勤怠管理システムは、自社に合うものを選ぶ必要があります。

夜勤やフレックスタイムの勤怠管理ができるか、給与計算ソフトと連携できるかなど、必要な機能を備えているか検討しましょう。

また、高性能なシステムは場合によっては使いにくい場合があります。

業務効率にも影響するため、システムの使いやすさも意識しましょう。

導入前に使い方を試せる、無料トライアルがあるシステムも多くあります。

実際の業務に使用しないとわからないことも多いので、まずはトライアルを申し込むと良いでしょう。

初期費用やランニングコストは利用人数や機能によっても変わります。

システム導入のために新しく端末を購入する場合には、当然その費用もかかります。

まずは問い合わせて見積もりを取り、どのくらいのコストがかかるのかを算出しましょう。

まとめ

この記事では、建設業で勤怠管理システムを導入するメリットと、システムを選ぶポイントをご説明しました。

それぞれをまとめると、建設業で勤怠管理システムを導入するメリットは以下の4つ。

  • 直行直帰に対応できる
  • 勤怠情報を自動集計できる
  • 勤怠状況をリアルタイムに把握できる
  • 有給休暇を推進できる

勤怠管理システムを選ぶポイントは以下の5つとなります。

  • スマホやタブレットで使用できる
  • シフト管理に対応している
  • 工数管理に対応している
  • 工事原価管理に対応している
  • 操作性に優れている

一口に勤怠管理システムと言っても、機能や特徴はさまざまです。

じっくり検討して、自社に最適なものを選びましょう。

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